トリリアムインスティテュートジャパン プレゼンシング ソマティクス


Trillium Institute Japan Presencing Somatics

誰しもがくぐり抜ける扉へ 1日クラス

Palliative Care, End-of-Life Care 緩和ケア、終末期ケア

触れることとコミュニケーションで共に今の瞬間へ

身体に触れることは、身体を離れる人にとって安心感と安堵感を覚える瞬間となります。また、触れる側にとってもあたたかで信頼の置けるコミュニケーションとなり、言葉を介さない意思の疎通が可能になる場合もあります。
恐れずに触れ、触れられて、互いの恐れを超えて行けるのなら、なぜ私たちはそうしないのでしょう。

緩和ケアは、終末期に差し掛かっている人、または、通常の治療法が不安と不快感を増すことによる精神的・肉体的な苦痛を経験する人に用いられます。
 
ステージが進んだ疾病、認知症、精神疾患、極端な肉体的・精神的な傷などで苦しんでいる場合は、労わりリラクゼーション安堵感、そして愛情を与えようとするものです。
 
クライエントや家族・友人に手で触れてあげたいという願いを持つことは自然なものです。しかしいざとなると、症状を悪化させないか、間違った事をしてしまうのではないか、本人(患者、クライエント)が何を感じているのかをはかりかねる、といった不安が出てきてしまいます。
このクラスでは、柔らかい手の置き方感じ方特定の症状のための手技も入りますが、何よりもクライエントとのコミュニケイションの取り方を重視していきます。
言葉が話せる場合、話せない場合、手を用いた感じ方、手を置くことの可否も含め、プラクティショナやケアをする側の不安や恐れがクライエントとの間に立ちはだからないようにしていきます。
 
さらに、ボディワークを行う者の観点から、クライエントの姿勢身体の位置支えるべき(サポートを与える)部位についても学んで下さい。寝たきりであったり、疾病のある部位による制限があったりする状態で、クライエントが快適に心地よく過ごせるよう手助けしていきます。
 
クライエントと繋がるための、穏やかで安堵感をもたらす様々な方法を、具体的にクラスで学んで行きましょう。

誰しもが、いつかこの肉体を離れる死を迎えることは分かっています。あまりにも自明なことであるにもかかわらず、私たちは身の周りの人が死に近付いたり、死を意識せざるを得ない状況になったりすると、急に恐れを抱きます。自分の死は恐れていない、そうずっと思っていても、人の死にはどう目を向けていいのかが分からずに、その人と距離をとってしまう場合も出てきます。どう言葉をかけたらいいのか、何をしたらいいのか、分からないことがコミュニケーションを難しくしてしまうのかもしれません。

緩和・終末期ケアは、特別なものではありません。ただ触れること、触れられることというごく自然な人間の肉体のありようを再認識することといえるでしょう。症状を取り去ったり病気を治したりすることが主眼ではなく、ここにあること、そしてここを離れることへの穏やかで平安な認識と確認をしていく過程がそこにあります。

ジャックは、ホスピスでの活動、医療センターでの運営、緩和・終末期ケアへのボディワークの貢献についての考察と実践、そしてクライエントや友人、家族の旅立ちを通して触れることの真の意味と肉体の役割を学んできました。

誰もが通ることになるこの扉への道を穏やかにサポートし、私たちすべて、ひとりひとりに死への恐れがなくなるよう、祈るような思いと畏敬の念を抱きながら肉体に触れていくことは可能なのです。

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