ジャックは、1997年、ドイツでフット ディコンプレッション ソマティクス(FDS)*を初めて発展させる事になりました。
それ以来、足の問題やそれらが全身に及ぼす影響などについての知識は,
大きく拡大してきています。
私たちの足は全身を支えているので、生涯を通じ、足の様々な部位にとてつもない負荷をかけているのです。
フット ディコンプレッション ソマティクス(FDS)は穏やかな施術法です。
痛みや制限を心地よく解放することで、全身に影響を及ぼすことができます。
すでにボディワークや身体へのセラピーを行なっておられる方は、この手法を加えてみてはいかがでしょうか。
高齢者の中には、触れられるのを恐れる方がおいでです。しかし、FDSであれば足部という通常は最も恐れなく触れられる部分を扱いますし、ほっとした感覚を与えるには安全な方法になります。
腰が曲がっている、脊柱後弯、膝や股関節の問題で歩く事に困難を抱えている、脊椎管狭窄症、坐骨神経痛、整形外科的な術後の不快感、そのほかの手術や治療からの不快な症状、圧迫骨折後の回復期の痛みなど、身体から足部にかかる負荷を足部へのワークで楽にしたり、痛みを軽減したり、あるいはなくすことも可能かもしれません。
そのためには、穏やかに、柔らかい手で足部への適切なアプローチをする必要があります。
高齢者こそ、身体での心地よさを増大し、ソマティクス的な意識を持てるよう手助けをするのが重要になるのです。
❁このクラスは、FDSの導入として最適です。穏やかで柔らかな手で高齢者の足に触れることを学んでからFDSの2日間クラスを取ると、さらに手技と技術を習得し、手の感覚を洗練させて感じ取ることができるようになります。