トリリアム インスティテュート ジャパン プレゼンシング ソマティクス

Trillium Institute Japan Presencing Somatics


身体に触れるという職業は、私にとっては思いがけない出逢いであり、想像をはるかに超えた旅であり、
一瞬一瞬ごとのかけがえのない経験をもたらしてくれる教師でもあります

トリリアム インスティテュート創設者 ジャック ブラックバーン

人は生まれる時、人の手を介してこの世にもたらされ、人の手に触れられ、助けを得て育ち、自らの手で外界と人、自分自身に触れながら世界を学びます。
そうしていく中で、目的や約束事なくただ触れ合うことはしなくなり、触れる感覚も触れられる感覚も遠いものとして生きてる期間もあります。
それからまた、身の周りの助けを必要とする人に触れる機会を得ることもあれば、あるいは自らが助けを必要とするときに触れてもらい、肉体を去るときにもまた人の手を借りて旅立ちます。

私たちは、身体・肉体に触れるという職業を選択した特殊な立場にいます。

触れるという原初的で必要不可欠な行為を自ら選び、人にそれを伝えているのです。

触れるという行為は、その一瞬にのみ存在します。
その一瞬に、触れる側は相手の身体を感じ取り、触れられる側は相手の手を感じ、身体の内側からその手に触れてきています。

触れるという行為は、決して一方通行ではないのです。

また、触れることが肉体を介した伝達行為であり、お互いを同じ存在として認め合う経験となります。

身体に触れることは、症状を取り去ったり、直したり、矯正するのを目的とする場合もあります。
そうした「目的」は、肉体が役目を終えるときやその存在意義が変化するときには意味を成さなくなり、また本来の触れるという原初的な行為に帰っていきます。

触れる・触れられる瞬間に互いの存在を認め合い、肉体を超える私たちの存在を感覚し合うのです。
お互いが一つであること、
すべてが繋がり合い、
すべての経験が共有され、
すべてが「今」というこの行為の一瞬間に内包されていると識る手段となるのです。

私たちボディワーカーは、助産師とよく似ています。
肉体に生まれてくるときに手助けをするのが助産師であるなら、人生を歩む中で肉体を通して経験していく手助けをし、肉体を離れる際には肉体の心地よさを感じながらすべてを手放して行けるように触れるのがボディワーカーです。

身体との関係性、人生との関係性、人との関係性、そしてあなた自身との関係性をこの触れる・触れられる一瞬間を意識的に感じ取るとき、変容と統合はすでに生まれているのです

ジャック ブラックバーン

トリリアム インスティテュートでお教えしている手技はプレゼンシング ソマティクスという名前で総称し、その概念を表しています。
今という瞬間に在ることを自ら選択する「プレゼンシング 」、そして今という瞬間に身体で起きていることを内側から意識的に感じ取る「ソマティクス」のふたつが統合するボディワーク・手技療法です。

この手法には、いくつかの特徴があります。
まず、痛みを増幅させないこと。強い圧や力を入れるマニピュレーションはしません。これは、身体の防御反応を引き起こさないためでもあり、クライエントを傷める行為をしないためでもあります。またさらに、施術者自身の身体を傷めず、精神的にも肉体的にも負担とならない方法になります。

次に特徴的なのは、肉体を通して「今」の瞬間へとマインド・精神が入って行けるようにするという側面です。
これは、プレゼンシング・プレゼンスと軌を一にします。
肉体はいつであっても今にあります。肉体の感覚を媒介として、マインド・精神が今の瞬間に入れるようにします。

そして、言葉でのやりとりが大きな役割を果たすのも大きな特徴となります。
しかし、一般的な心理学的なカウンセリングの手法や概念は用いず、身体の言語をその人自身の言葉に紡ぎ、プラクティショナはそれを傾聴し、伝え返し、クライエント自身が自分の体験を言葉として耳にし、改めて身体で感じ取れる機会を提供します。

これらの特徴を持つプレゼンシング ソマティクスは、ボディワークのテクニックや理論のみにとどまらない、実践的で多岐にわたって効果を発揮する手法です。
また、このユニークな手法による精神的な成長や人間関係・人生との関わりの変化を発展させるための精神的な修養も不可欠となっていきます。

トリリアム インスティテュートは、プラクティショナ自身の成長と発展、手技、技術、関係性、スピリチュアリティ(精神性)を着実に、その人自身のペースで歩めるようサポートできるクラスと態勢をご用意しています。