トリリアムインスティテュートジャパン プレゼンシング ソマティクス


Trillium Institute Japan Presencing Somatics

側臥形式の、最上の気分と高い効果を味わえるユニークな手技

Side-Lying Somatics サイド-ライイングソマティクス

サイド ライイング ソマティクスは、側臥(横寝)形式=サイド ライイングとソマティクスワークを組み合わせた、プラクティショナにとっても楽しく楽で、効果の高い方法です。クライエントは、胎内にいた時か、赤ちゃんが抱かれて揺らされる時の包み込まれるような感覚と、立体的な動きの心地よさに身を委ねることができます。

クラス概要
ジャックは、1995年からサイド-ライイング ソマティクス(側臥形式のソマティクス ワーク)を教えています。 
開発当時は米国を始め、ヨーロッパ、そして日本で何百という生徒に教えていました。このワークは、トレガー (R)の同僚たちとの実験から生まれたものですが、ソマティクスとの融合を果たした手法はジャック独自のものです。
 
側臥位・横寝でボディワークを受けたことがない人はたくさんいます。殆どのマッサージスクールでは、トレーニング中殆ど側臥位には触れないままで終わってしまいます。しかし事実として、私たちの半数は横寝で眠っていると言われます。なぜなら、側臥位は身体にとって心地よく、より健やかに感じるからでしょう。
 
クライエントで、首や肩そして腰に問題を抱える人は、俯せや仰向けは15分が限界だとジャックは気づき、このワークを発展させて来たのです。
 
サイド-ライイング ワークの利点
• 大きな身体部位を動かすのに大変少ない力で済む
柔らかい手と身体全体から動きを生み出すことで、より穏やかなワークが実現できる。
• 身体部位を縮める/圧をかける、捻る、独立させる、伸ばすといった作業を同時行える。
• クライエントの心地良さと安心感のためのソマティクスについての学びをより深めることができる。
• クライエントは考えたり眠ったりするよりも、身体感覚に傾注できるようになる。
クライエントが自分のセッションに積極的に参加できるよう手助けができる。
動きが三次元的・立体的になる。 
脊椎仙骨椎骨肋骨がより三次元・立体的に動かせるようになる。
プレゼンスと内的な身体意識を持つことを通してクライエントは意識の成長を遂げられる。
• クライエントは直接的にプラクティショナのタッチと相互作用できる。
引力が筋のリラックスを助けるので、クライエントは腹部へのワークを楽しめる。
• クライエントは身体的にはより居心地よく感じるが、感情的には無防備な感覚が少なくて済む。
 重力・引力に助けられるため、様々な方法でのポジショナル リリースが可能となる。
• クライエントのソマティクス的な意識が成長することで、人生における変化が生まれる。 など

サイド-ライイング ソマティクス I(下半身)SLS I

この下半身クラスでは、足、脚、股関節、膝、骨盤、腰、下腹部強張り、パターンを穏やかに解放する方法などの痛みとを学びます。痛みを引き起こすとをせずに、プラクティショナとクライエントが一緒にダンスを踊っているような楽しい感覚が生まれます。クライエントが側臥位にあるのは、クライエントにとってもプラクティショナにとってもより楽に、より心地よさを感じながら施術できる方法なのです。 これまであなたができるとは思いもしなかった新しいスタイルのワークを学べるチャンスとなります。

下半身のワーク:
・骨盤に側臥位(横寝)でワークすることで、身体の自然な動きを無理なく生み出せる(関節や筋に負担がかからない)。
・力づくで持ち上げることなしに、脚全体に影響を与えるワークと、腰部との繋がりをもたらすワークができる(全体性を感じる)。
・足のワークを仰臥とは違った側面からアプローチしてみる(ディコンプレッションクラスとの違いと相補性)。
股関節大腿部の筋や靭帯結合部下腿足関節足底腱膜への側臥位でのアプローチ
・プラクティショナの身体の使い方ボディメカニクス
ボルスタリングの重要性(身体の支え方、痛みを引き起こさない、また楽になるための枕やタオル、支えの用い方の実践的な方法)
高齢者や身体に制限があるクライエントへのワークについて
・側臥位にあることで下半身のワークにどのような利点がもたらされるのか
腸腰筋(大腰筋)への痛みのない解放のしかた(腰痛との関係性) 

など

サイド-ライイング ソマティクス II(上半身)SLS I

上半身のワーク
上半身・内巻きになっている肩のワーク(側臥での有効な方法)、関連する関節へのアプローチ
肩の強張り肩こりの度合いと制限…無理のない解放、肩こりなどへの痛みへのユニークなアプローチ法
上肢帯の理解肩甲骨の自由な・独立した動きを得る
立体的な動きのもたらし方・横臥での動きの入れ方(プラクティショナの姿勢と手の置き方など)による解放
腰痛と腹部の強張り・腹痛へのワークの導入
・背部のワーク…背骨への立体的なアプローチによる脊椎の自由な動きを取り戻す
脊柱後弯側彎症のためのワーク、重力による制限からの解放
肋間筋の解放、呼吸のワーク肋骨の本来の動きを取り戻す(身体の前後面ともに)
・関わる全ての結合組織と関節のためのディコンプレッションワークソマティクスの探求
開かれた動き固定された動きを使う方法
・身体の自然な共鳴を感じ取り、有効に働きかける
テンセグリティの理解
 
これら全ての施術法には、クライエントとプラクティショナのプレゼンシング(今の瞬間にある意識状態)とソマティクス的な意識(身体を感じていることに気づいている意識状態)が含まれ、このワークの基盤となっています。

クラス概要

このクラスでは、主に上半身に焦点を当てます。 症状とアセスメント(査定)の関係性をみてみましょう。特に肩と腕の不具合、手の掌にみられる痺れなど、繋がりを理解し、それらの症状への施術法を習得します。また、日本人に多い肩こりの悩み、巻き肩、肩甲骨の制限と痛み、脊柱後弯、脊柱曲弯による影響、腰痛(下半身との関連性)、鎖骨と胸骨の繋がり、胸郭と呼吸などに取り組みます。胸郭の位置が変わり、上半身の保ち方が脊椎の立体性とつながりあうことで重心の位置に変化が出ます。より自由で楽な姿勢となり、胸を開くことができるようになります。

サイド-ライイング ソマティクス III(首、肩、頭部)SLS III

クラス概要   準備中

 

サイド-ライイング ソマティクス IV(応用など)

クラス概要

実践編・難しい症状・状態のためのサイドのワーク

このクラスにおいては、肩や首、腕と手、胸上部や上背部といった部位を穏やかに効果的に側臥位で解放する方法も扱います。仰臥位や伏臥位では扱いづらい状態や、横臥位での解放を促す効果的な動きの入れ方も、皆さんの実践で乗り越えたい内容と合わせて学べるようにしていきます。

多くの場合、側臥位でのセッションの方がプラクティショナにもクライエントにも楽であることを具体的な内容から学んでみてください。

初めてSLSをお取りになる方も歓迎です。もちろん、これまでにクラスをお取りになられて実践で苦手なところや難しいことが見つかった方々のご参加もお待ちしております。

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